特許技術のシリカ溶液で、液状化されたガラス質素材がガラス質塗料と呼ばれています。ガラス質塗料を各種素材に塗布すれば、常温状態でガラスの被膜を加えることができます。ガラス質塗料は紫外線に強くて超耐久性を有しており、不燃性、撥水性、耐透水性、耐薬品性、耐汚染性に優れています。

次世代塗料として登場した最新の塗料で、外壁や屋根に光触媒塗料を塗装することにより、紫外線によって汚れを分解して浮かせ、雨水により汚れの下に水が入り込んで汚れを洗い流してくれます。このように自然の力で汚れを落とすことできるのが大きな特徴ですが、空気を浄化する性能もある環境問題にも貢献する塗料です。

ウレタン塗料やシリコン塗料に比べると価格は非常に高価ですが、塗料の中ではトップクラスの耐久性を有していて、長期間塗替え工事が行われない建物で使用される塗料です。光沢感もあって汚れにくくて、高級感を覚えることができるとうメリットもあります。外壁が汚れた時でも汚れが落ちやすいという特徴もあります。

価格はシリコン系塗料に比べればかなり高くなりますが、夏期の太陽熱を反射させることで温度の上昇を防ぎ、室内環境の向上や冷房費の節約に役立つ優れものです。屋根や外壁に遮熱塗料をすることより室内温度を下げられるため、地球温暖化が騒がれている中で人気が高まっています。

シリコン系塗料としては最も耐熱性、耐侯性、耐久性に優れていて、汚れにくいというセラミックの特徴により、外壁が汚れた場合でも汚れが落ちやすいという特徴があります。見た目にも高級感があり、一般的なシリコン塗料よりは値段は高くなりますが、耐費用効果を考えれば納得できるでしょう。

商品化されてから間もないため、知らない人も多いのですが、最近どんどん人気が出てきている塗料です。ラジカルとは紫外線や酸素や水などの劣化因子によって発生する原因のことですが、耐用年数もそれなりに長く、チョーキングや変色がしにくいなどメリットがあり、性能の割には価格が安くコストパフォーマンスに優れた塗料です。

高い防水性と耐久性を持ち、塗装膜の表面がガラス質になるため光沢もあり、見た目にもとても美しい塗料です。
塗装表面が硬くて紫外線にも強いのが特徴で、塗装膜の剥がれや膨れが少なく、建物の内部結露を予防する効果も持っています。

近頃ではシリコン塗料に人気が集中していますが、それまでは最も使われてきたのがウレタン塗料です。外壁や屋根以外にも、弾性質という伸び縮みする性質があることから木の伸び縮みをする性質に合わせて床材などの木部塗装にも適していて、耐水性、耐油性、耐候性に優れていて、価格と耐久性のバランスが良いのがメリットです。